とりあえず 真っ赤な色が派手なトーナメントキャスター ダイワの投げ竿では初めての SVFを採用したの点と Vジョイントの採用という点が特徴です SVFとは、従来は、鮎竿、磯竿 ルアーロッドなどで採用されていた ハテラス、サンダウナーなどに使用の HVF以上のカーボンシートです Vジョイントによって何? と思われるでしょうが 普通のロッドでは継ぎ目部分は 補強の為にカーボンが厚巻されているため ロッド全体としては 一番曲がりにくい部分となっていました そこで、調子を本当に求めるなら ワンピースロッドとなるわけですが、 Vジョイントという特殊な補強の仕方によって この継ぎ目部分もスムーズに 曲がるようになりました。 |
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強度のある薄いカーボンシートを厚巻きする という事で、とてつもなく細い ロッドに仕上がりました 左はハテラス33号 右はトーナメントキャスター33号の #3です 細さがわかるでしょうか! |
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Vジョイントでない従来モデルは 継ぎ目部分はどうなっていたのか? ハテラスプロトモデルがクリア塗装なので 従来の継ぎ目部分がはっきりとわかるので アップで写真とりました こういうふうに、 補強のカーボンが巻付けられています (Vジョイントの写真がなくてゴメンナサイ) |
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図は、サンダウナーの物ですが こういうふうに曲げ込んでいったときに 従来は継ぎ目部分が硬かったのが Vジョイント採用ロッドでは、良く曲がります そこで、Vジョイントなしと同じ所まで 曲げ込んでいけるロッドを作るとなると 継ぎ目以外の部分は 更にパワーアップした設計としなければなりません つまり、竿全体としてはVジョイントの分 全体として曲がりやすくて トータルの負荷では同じ所まで曲がるなら ロッドパワーはアップという事になります |
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ハテラスとガイド位置に関しては ほとんど変わりません 但し、ガイド設定は、 ハテラスの元ガイドが16oなのに対して トーナメントキャスターは、20oとなっています (写真は、トーナメントキャスターと ハテラスプロトモデル) |
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従来の継ぎ目の補強の仕方だと #2と#3の継ぎ目が 突っ張ったようにようになって それをある程度、竿の張りと感じてしまいましたが 今回、このVジョイントを最大限活かせる調子 と、いうことで、ロッド全体がしっかりと曲がる という、調子を基本に設計されています |
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Vジョイントの特性を最大限 活かした設計になっているのが ヘラ竿で、株理論というのがあります トーナメントキャスターには この考え方も少し取り入れていますですので よく曲がる竿の特性を活かしながら 竿には張りを! といった感じの仕上がりになっているはずです (硬いだけの竿ではありません) 投げるだけでなく 大型の魚を掛けてみると 竿全体が力を受け止めて ぐいぐい魚を引き寄せる というのが体感できるのですが... (キス釣りしかやんないぞ! というユーザーがほとんどかも知れませんが 北海道なんか行くと この竿で、鮭や、カレイ、ソイなど狙うから この竿の利点をよく分かってもらえるかも?) |
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